この「ビジネスネット」ブログでは
日常生活を少し賢く送ろう!
をテーマとして”メディアに取り挙げられていない価値のあるサービス・製品”を中心にピックアップ。口コミや体験談を織り交ぜつつ楽しく情報を発信するページです。
初めてのブログなので拙い表現などもあるかと思いますが、文章力もアップできるように努めていきます。よろしくお願います。
初投稿の話題は「京」のお話。
「京」とは超高速で計算できるスーパーコンピューターです。
改めてスペックと所在等をかんたんにご紹介します。
ベース…富士通のスーパーコンピューター
開発団体…文部科学省理化学研究所次世代スーパーコンピュータ開発実施本部が中心
所在…兵庫県神戸市にあるポートアイランド内の理化学研究所計算科学研究機構
環境…免震装置(振動の軽減)・冷水管(スパコンの冷却)
計算速度…毎秒1京510兆回(京は1兆の1万倍)
CPU…SPARC64™ VIIIfxを102個搭載した計算機ラックが864台
この設備で実現する一秒の結果が
「70億人が電卓を持って集まり、全員が24時間不眠不休で1秒間に1回のペースで計算を続け、約17日間かけてようやく終わる勘定」
なのだそうです。
とんでもない数ですよね。
このスパコンによって医療・宇宙・気象などの分野における膨大すぎて単独の現象でしか扱うことの出来なかった問題を統合して研究していくことが可能なのだそうです。
さらに、来年度からはこの京の計算スピードの100倍で同時に計算する数も100倍を実現する次世代機を開発するようです。
この次世代機で見えてくるものとは何なのか…技術大国の日本のこれからに期待ですね。